ニュース・フラッシュ
2013年10月14日
北京
篠田邦彦
中国:レアアース総合回収利用企業を2014年指令性生産計画指標の申請対象に始めて組み入れ
安泰科によれば、中国工業情報化部弁公庁は、2013年9月に「2014年レアアース指令性生産計画の申請に関する通達」を発表した。関連省(自治区)の工業主管部門、関連企業に対して2012年6月13日から実施している「レアアース指令性生産計画管理の暫時方法」の規定に従い、レアアース鉱山企業、製錬分離企業及び総合回収利用企業の2014年レアアース生産計画指標の申請事業を本格的に実施する。
工業情報化部の通達に基づき、レアアース総合回収利用企業は、鉱山企業や製錬分離企業による指令性生産の申請計画を参照しつつ、原料の供給源、数量、企業に対する環境アセスメント評価、安全評価及びプロジェクトの審査承認などの関連状況を詳しく説明する必要がある。レアアース総合回収利用とは、レアアース機能材料の生産中に生じた廃棄物や廃棄原料あるいは解体部品の中からレアアースを回収利用すること、また、インフラ建設プロジェクトに生じたレアアースを回収利用することである。
