ブルキナファソ：Perkoa亜鉛鉱山、露天採掘プロジェクトを延期、坑内採掘は継続

　メディア報道によると、豪ジュニア企業Blackthorn Resources社は、2014年2月14日に、ブルキナファソSanguie州に位置するPerkoa亜鉛鉱山の露天採掘プロジェクトについて、資源量の低下、金属価格の低迷等を理由に、同プロジェクトを延期した。同鉱山の坑内採掘と選鉱処理、精鉱の出荷は継続される。

　同鉱山のJVパートナーで62.7％の権益を有するGlencore Xstrataは、同プロジェクトについて、埋蔵量490万t、亜鉛品位9.9％、鉛品位0.2％、銀41ｇ/tへ評価減を行っており(Blackthorn Resources社のHPでは、埋蔵量630万t、亜鉛品位13.9％)、さらにBlackthorn Resources社に対して事業計画に対する厳しい評価結果が提出されているとみられる。Blackthorn Resources社は、Glencore Xstrataに対して2014年3月末までに露天採掘プロジェクトの最終計画を提出するべく、詳細なデューデリジェンスを実施していると株主に説明している。またBlackthorn Resources社は、同鉱山に係る運転資金の3千万US$を含む資金調達の面でもGlencore Xstrataと協議を行っている。