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ニュース・フラッシュ

2014年3月13日 バンクーバー 山路法宏

加:Cameco社、Cigar Lakeウラン鉱山の鉱石生産開始を発表

 2014年3月13日、加Cameco社は、サスカチュワン州北部のCigar Lakeウラン鉱山において、鉱石生産を開始したと発表した。同鉱山は、50.025%の権益を保有するCameco社が開発、操業を行っており、仏AREVA社、出光興産、東京電力がそれぞれ37.1%、7.875%、5%の権益を保有している。

 同鉱山で採掘された鉱石は、同鉱山より70km北東に位置する、仏AREVA社のカナダ子会社が運営するMcClean Lake鉱山のミルへ運ばれる。同ミルは2014年のQ2末までに稼動を開始し、2014年には2~3百万lb(約907~1,361t)の精鉱生産が予定されており、2018年までにフル生産の年間18百万lb(約8,165t)まで増加される計画となっている。

 2013年末時点で、Cigar Lakeプロジェクトの総投資額は26億C$と見積もられており、開発期間中は最大1,000名の労働者が、操業開始後も600名以上の熟練労働者が雇用され、その大部分がサスカチュワン州北部の居住者となっている。

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