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PNG:Panguna銅鉱山の再開コストは52億US$とさらに上昇
2014 年3 月9 日及び3 月19 日付地元紙によると、Rio TintoはパプアニューギニアBougainville 島Panguna銅鉱山に関連する全てのインフラを再建設すると仮定した場合、再開コストは2008年に実施された試算から150%増加して52億US$に達するとした。Rio TintoはBougainville Copper Limited(以下BCL)の53.83%を所有しており、全てのインフラが整備されれば従業員の鉱山への安全なアクセスが保証され、さらに潜在する経済的な恩恵に光を当てることができるとしている。さらにBCLは、鉱山はいまだに採算が見込め、地元住民の感情の改善及び経済に恩恵を与えると断言している。しかしながらBCLは、鉱山再開に向けた本格的な調査や活動はPNG政府、ランドオーナー及び他のステークホルダーの支持なしに実行できないことも明言している。また、2014 年2 月Oxford Business Groupは、地元住民の感情は実際に改善されているものの、鉱山の再開についてはそれほど単純ではなく、ランドオーナーを含む様々なステークホルダーの対立は引き続き未解決の問題として残っている、と報告している。
