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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
ロシア:Baikal Mining Company、Udokan銅鉱床開発プロジェクトの 国際FS完了
2014 年3 月21 日付け地元報道によると、Baikal Mining Company(BMC)は、Udokan銅鉱床開発プロジェクトの国際FSを完了した。国際FSは今後の事業の投資・経済効果の裏付けとなり、プロジェクトは次段階に進むことができるとしている。
現在、BMCは新たな埋蔵量評価を行い、ロシア国内向けプロジェクト文書の作成に必要な作業(地質工学的調査、各種鉱石の工業化試験、自然・社会環境に対するプロジェクトの影響評価等)を続けている。
Metalloinvest社のアンドレイ・ヴァリチェフ社長は昨年9 月、Udokan鉱床開発への同社投資額は約60億US$になると述べていた。BMCのユーリヤ・シャバラ副社長は今年2 月、銅採掘スキームは作成済みであり、FSの一部に関しライセンス条件の変更を連邦地下資源利用庁(Rosnedra)に要請する予定だと述べた。今後のBMCの作業スケジュールは以下の通りである。
2014 年12 月25 日まで:鉱床開発の技術計画書に対する国家機関の承認取得
2015 年12 月25 日まで:生産施設着工
2017 年6 月25 日まで:銅鉱石採掘開始
2019 年6 月25 日まで:採鉱選鉱施設竣工及びフル操業化(銅カソード年産47万4,000 t以上、銅線材年産6万2,700 t以上)。


