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ニュース・フラッシュ

2014年4月21日 メキシコ 縄田俊之

ホンジュラス:探鉱許可取得申請が急増

 2014 年4 月14 日付け業界紙等によると、ホンジュラス地質鉱山研究所(INHGEOMIN)のCalros Padilla鉱業監督部長は、現在160 件以上の探鉱許可取得申請を受け付けていることを明らかにした。

 同部長によると、2013 年1 月に新たにロイヤルティを導入することを目的とした鉱業法改正が国会で承認され、それまで停止していた鉱業ライセンス付与が再開した結果、鉱業ポテンシャルを有する国内64 か所の地域における昨年4 月以降の探鉱許可取得申請が160 件以上に達した。昨年末における同申請件数は110 件であり、申請件数が急増している。なお、INHGEOMINによると、これら申請案件に対する審査を行っており、まもなくコンセッションを付与することができる見通しである。

 また、昨年10 月にINHGEOMINのAldos Santos所長は、同年11 月に予定していた総選挙後、同国における鉱業投資への増加が期待できる旨明らかにしていた。

 なお、ホンジュラス中央銀行によると、本年1 月における鉱業輸出額は前年同月と比べ23.3%減の18.3百万US$であった。輸出額減少の主な要因としては、酸化鉄の輸出額が前年同月と比べ27.5%増の8百万US$であったにもかかわらず、金の輸出額が前年同月と比べ58.2%減の4.36百万US$による。

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