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ニュース・フラッシュ

2014年4月26日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:CODELCO、El Teniente鉱山近傍で新鉱床発見を発表

 CODELCOは、2014 年4 月7 日付けの同社ニュースリリースで、2013 年の探鉱活動により、El Teniente鉱床から約3 km離れた場所でLa Huifa鉱床を発見したと発表した。

 CODELCOは、2013 年探鉱資金(6,000万US$)の70%をチリ国内のブラウンフィールド探鉱に投資した。El Teniente鉱山で現在採掘している場所から3 kmの場所でLa Huifa鉱床を発見、550 m区間で平均銅品位1%、平均モリブデン品位550 ppmの鉱化が確認されたという。期待される資源量は2億tを上回るとされ、これまでにボーリング探鉱18,500 mが実施された。

 La Huifa鉱床以外にもCODELCOは、2009 年から2013 年の探鉱活動によりAndina事業所内でLa Americana鉱床、Cerro Negro鉱床、Copa Sur鉱床を発見している。期待される硫化鉱の資源量は、それぞれ6億t、10億t、7,500万tで、品位は、銅換算品位1%(銅及びモリブデン)に達する。

 Gabriera Mistral鉱床、Chuquicamata鉱床、Radmiro Tomic鉱床、Salvador鉱床周辺でも既存施設延命のための酸化鉱確保に絞った探鉱を実施中であることも明らかにされた。

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