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ニュース・フラッシュ

2014年8月11日 リマ 岨中真洋

ボリビア:政府、アルゼンチンとパラグアイの河川水汚染報告に対する懸念を払拭したと発表

 2014 年8 月3 日付け地元紙によると、ボリビア外務省は、2014 年7 月に発生した鉱業廃水の流出は、ボリビアからアルゼンチン及びパラグアイを流れるPilcomayo川の流域には達しなかったと報告し、両国の懸念を払拭したと発表した。

 Alurralde外務次官は、アルゼンチン及びパラグアイ政府に対し、鉱山選鉱廃さいは損傷した堆積場から14 ㎞の地点まで流れた後、Pilcomayo川との合流点から15 ㎞上流の位置に留まったとし、その理由として、乾季であるために川の流量が少ないためであると説明、両国の一部地域は汚染情報に対して警戒していたが、その懸念は払拭されたとコメントした。

 さらに同次官は、汚染物質の回収や監査その他の対応により、アルゼンチン及びパラグアイ両政府の安堵が得られたと強調した。

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