ニュース・フラッシュ
2014年9月24日
シドニー
矢島太郎
豪:WA州の無人鉱山機器の安全運用に関する規制をグローバルスタンダードに
2014年9月18日、WA州マーミオン鉱山石油大臣は、スイスの国際標準化機構(ISO)と無人鉱山機器の安全運用に関するグローバルスタンダードを定めるための会議をパースで行ったことを発表した。WA州ピルバラの鉄鉱石鉱山では、無人トラックの運用が世界に先駆けて実施されており、WA州政府は既に無人鉱山機器の安全運用に関する規制案を州議会に提出している。
同大臣はWA州の規制案は世界初のものであり、WA州が資源の輸出だけでなく、鉱山技術に関しても世界で先端的な役割を果たしていると発言した。地元紙は、現在Rio Tintoが最も積極的に無人トラックを運用している他、BHP BillitonやFortescue Metals Groupも導入を進めていると伝えている。


