ニュース・フラッシュ
2014年12月9日
サンティアゴ
山本邦仁
チリ:CODELCO、尾鉱流路利用の小水力発電所建設の国際入札を開始
CODELCOは、2014年12月4日付けニュースリリースで、El Teniente銅鉱山(第VI州)の尾鉱流路を利用する小水力発電所の建設に係る国際入札を開始したことを発表した。
尾鉱流路利用としては世界初となるこの水力発電事業の最大出力は3MWである。同社は、2008年以来実施してきた研究および実証試験の結果は、複数の尾鉱流路を活用することで、12~14MWの発電が可能であることを示唆するとしている。同社は発電会社を設立し、SIC(中央供給システム)に販売する予定。
本事業は同社の鉱山操業における非在来型再生可能エネルギー利用推進の一環であり、Chuquicamata銅鉱山(第II州)の太陽光発電(1MW)やGabriela Mistral銅鉱山(第II州)の太陽熱利用プラントに続く事業となる。


