ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 鉄鉱石
メキシコ:環境保護連邦検察庁、Paradox Xingye社に対し鉄鉱山の操業一時停止措置を命ずる
2014年12月26日付け業界紙等によると、環境保護連邦検察庁(PROFEPA)は、12月21日にParadox Xingye社がSinaroa州に保有する鉄鉱山において近隣河川へ汚染水700立方メートルを流出させた事故を受け、同社に対し同鉱山の操業一時停止措置を命じた旨を明らかにした。
PROFEPAによると、事故原因は鉱滓回収用タンクの破損によるものと断定したほか、同事故により河川の汚染は下流2 ㎞にまで及んでいるほか、同河川周辺の9自治体において影響が広がっている
なお、国家水委員会(CONAGUA)は、事故後、汚染された河川からの取水を制限するとともに、汚染レベル調査のための緊急措置を発令した。


