ニュース・フラッシュ
2015年1月12日
ジャカルタ
山本耕次
インドネシア:元情報局高官がFreeport Indonesia社長に
2015年1月8日付地元メディアによると、銅及び金鉱山を運営するPT Freeport Indonesia(PTFI)は、鉱業事業契約修正交渉における重要なステージに対応するために、新社長としてMaroef Sjamsoeddin氏を任命した。同氏はRozik Soetjipto社長の後任となる。
新任のMaroef社長は、パプア州における金銅鉱山の運営に関し、PTFIの長期計画をサポートするために政府とステークホルダーの連携を強化していく、と述べた。
同氏は、インドネシア空軍の副元帥を退官し、2011年から2014年までは国家情報局(BIN)の副長官を務めていた。同氏の弟は、最も影響力を有する退官将軍の一人であるSjafrie Sjamsoeddin氏である。
なお、Sjafrie氏は、先のYudhoyono政権下では国防省副大臣を務め、1998年から人権侵害の疑いにより米国への入国が禁止されている。


