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- 鉱種:
- 銀 ベースメタル
メキシコ:メキシコ銀生産量上位10社、2014年における銀生産量増加
2015年3月16日付け業界紙等によると、メキシコ銀生産量上位10社の2014年における銀生産量の合計が前年の4,324 tから5.53 %増加の4,572 tへと増加した。
主な要因としては、新規プロジェクトの操業開始への移行や既存設備の処理能力向上による。
一方、メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)によると、メキシコ国内の2014年における銀生産量は前年の4,852 tから4,697 tへと減少した。
上位10社の2014年における生産実績については、以下のとおり。
○ Peñoles社
前年の1,624 tから1,692 tへと増加。主な要因としては、貴金属部門の子会社であるFresnillo社が保有するSaucito金・銀鉱山の増産による。
○ 加Goldcorp社(本社:バンクーバー)
前年の697 tから802 tへと増加。主な要因としては、Peñasquito多金属鉱山の処理能力向上による。
○ 加Pan American Silver社(本社:バンクーバー)
前年の407 tから386 tへと減少。主な要因としては、Alamo Dorado鉱山の生産量減少による。
○ 加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー)
前年の330 tから364 tへと増加。主な要因としては、Del Toro鉱山の増産による。
○ Southern Copper社
前年の309 tから279 tへと減少。主な要因としては、副産物としての生産量減少による。
○ Minera Frisco社
前年の234 tから275 tへと増加。主な要因としては、Concheño金・銀鉱山が操業を開始したことによる。
○ 加Endeavour Silver社(本社:バンクーバー)
前年の212 tから224 tへと増加。主な要因としては、Bolañitos銀鉱山の生産が減少したもののGuanaceví銀鉱山及びEl Cubo銀鉱山の増産による。
○ 米Coeur Mining社
前年の236 tから204 tへと減少。主な要因としては、Palmarejo金・銀鉱山の生産量減少による。
○ 加Primero Mining社(本社:トロント)
前年の188 tから191 tへと増加。主な要因としては、San Dimas金・銀鉱山の増産による。
○ 加Fortuna Silver Mines社(本社:バンクーバー)
前年の78.7 tから137 tへと増加。主な要因としては、San José銀・金鉱山の増産による。


