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ニュース・フラッシュ

2015年3月25日

中国:江蘇省、レアアース等業界で更に一連の過剰生産能力淘汰プロジェクトを定める

 現地報道によれば、江蘇省政府は、2014年に4業界における生産過剰問題解消と10業界の立ち遅れた生産能力に対する淘汰任務を全て完成し、中国工業情報化部と省の経済信息委員会による承認を得た。一部業界については、目標を大きく超過した。

  2014年、江蘇省で121件の生産過剰解消プロジェクト、淘汰プロジェクトが確定され、関連企業は関連の生産ライン、本体設備を全て解体し、または統合再編や統合調整を通じモデル転換を実現した。業界別の解消または淘汰された生産能力はそれぞれ以下の通り。鉄鋼377万 t、セメント153万 t、板ガラス220万重量箱、船舶345万積載量、レアアース1.2万 t、コークス58万 t、製紙12万 t、化学繊維1.2万 t、捺染35,360万m/2.15万 t、鉛蓄電池749万kVA/h、紡績9.25万 t。

  江蘇省は生産能力過剰業界における新規生産能力増加プロジェクトを受理や認可、登録を認めず、同時に立ち遅れた生産能力を撤退させ、78社の淘汰設備に対し電気料金の差別化を行い、水消費の多い紡績捺染料、製紙、冶金、化学工業、火力発電、建築材料、機械、食品(酒造を除く)等の8業界に対し一般工業業界より高い徴収基準を実施する。

 調べによると、江蘇省の生産過剰問題の解消5年計画案に基づき、2015年は生産過剰に陥っている、鉄鋼、セメント、板ガラス、船舶の4業界、及び捺染、鉛蓄電池、レアアース、製紙、鉄合金、鋳造、電気メッキ、紡績、ソーラー発電等9の立ち遅れた生産能力の多い業界に対し、淘汰プロジェクトを確定する。現在、既に製鉄生産能力110万 t、製鋼生産能力150万 t、セメント370万 t、船舶200万 t積載量以内を設定した。

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