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ニュース・フラッシュ

2015年4月8日 バンクーバー 山路法宏

米:連邦地裁がEnergy Fuels社のウラン開発に対する異議申し立てを却下

 2015年4月8日、ウラン生産企業である米Energy Fuels Inc.(以下、Energy Fuels社)は、同社がアリゾナ州北部で開発を進めるCanyon鉱山に関して、同社の操業能力に対する非政府組織(NGO)及びアメリカ先住民族による異議申し立てをアリゾナ州の連邦地方裁判所が却下したと発表した。Canyon鉱山は、U3O8平均品位0.98 %で鉱量82,800 t、U3O8量で約163万lbs(約739t)の埋蔵量が確認されている。同鉱山は2013年に地上設備の改修や立坑の掘削を開始し、2013年後半に市況の低迷により開発を中断させていたものの、今年2月に開発作業を再開させていた。

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