ドミニカ共和国：民事裁判所、Pueblo Viejo金・銀鉱山に対する差止請求を受領

　2015年4月23日付け業界紙等によると、ドミニカ共和国民事裁判所は、加Barrick Gold社(本社：トロント)と加Goldcorp社(本社：バンクーバー)が権益比率60：40でドミニカ共和国に保有するPueblo Viejo金・銀鉱山に対する差止請求を受け付ける旨を明らかにした。

　本差止請求に関しては、同鉱山の操業が周辺環境を破壊するとともに周辺住民の生命を脅かすとして、地元宣教師等が訴えを起こしたものである。

　なお、同鉱山は、2012年に操業を開始、2013年1月に本格的商業生産へと移行し、同国最大の金生産量を誇る。