ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 鉄鉱石
豪:Atlas Iron社、ピルバラ地域の2つの鉄鉱石鉱山の操業再開を決定
2015年5月15日、豪州の鉄鉱石企業Atlas Iron社はピルバラ地域のWodgina、Mount Webber鉄鉱石鉱山の操業再開を発表した。同社は4月10日に鉄鉱石価格が50 US$/t以下に下落したことにより、3つの鉄鉱石鉱山の操業休止を発表していたが、同社は採掘及び運搬コストの削減に取り組み、Abydos鉱山の操業を継続することが可能となっていた。今回、WA州政府がポートヘッドランド港の使用料引き下げを小規模企業に対して12か月間実施することとなり、さらに鉄鉱石価格もやや回復したことも後押しとなったことから、一旦休止したWodgina鉱山及びMount Webber鉱山の操業再開を決定した。同社は鉄鉱石価格が50 US$/t以上の水準であれば操業が可能であり、3つの鉱山から2015年末までに14~15百万 t(年産ベース)の鉄鉱石を生産する計画であると発表している。