ニュース・フラッシュ
2015年5月19日
チリ・アルゼンチン:両政府、鉱業開発等に関する覚書を取り交わし
メディア報道によると、チリ政府とアルゼンチン政府は、2015年5月15日にサンティアゴで開催された第7回アルゼンチン・チリ両国鉱業担当閣僚会議において、両国間の鉱業開発等における統合を促進するための覚書を取り交わした。
取り交わされた覚書は3つあり、二国間鉱業統合・補完条約運営委員会の枠内で技術者レベルのワーキンググループの結成に関するもの、火山活動のモニタリング・管理におけるSEGEMAR(アルゼンチン地質鉱業調査所)とSERNAGEOMIN(チリ地質鉱業局)の協力に関するもの、国境付近の地質・鉱業関係地図作成についての前述両機関の協力に関するもの、となっている。これらに関して、環境・持続的な鉱業ワーキンググループと火山管理・モニタリング・ワーキンググループの2グループが発足した模様。
会議には、チリ側からWilliams鉱業大臣、Pachecoエネルギー大臣が、アルゼンチン側からJulio de Vido公共投資・サービス計画大臣、Mayoral鉱業庁長官が出席した。