ぺルー：Anama金鉱山、Apurimac州初の鉱山操業を開始

　2015年5月20日付け地元紙によると、Apurimac州では、2015年3月からAruntani社(本社：ペルー)のAnama金鉱山が、同州で最初の合法的な鉱山操業を開始した。

　Anama金鉱山の首席地質技術者は、「我々は2015年3月、エネルギー鉱山省からの許可が下りてすぐに操業を開始した。現在は1日15,000 tのペースで粗鉱処理を行っており、年間70,000～90,000 oz(約2.2～2.8 t)の金を生産する見通しである」と伝えた。

　Anama金鉱山の金の埋蔵量は400,000 oz(約12.4 t)だが、Aruntani社は埋蔵量拡大を見込んでおり、周辺地域における探鉱の継続を計画している。

　Apurimac州ではこのほかにも2016年にLas Bambas銅プロジェクト、Anubia銅プロジェクトの操業開始が予定されているほか、Haquira銅・モリブデンプロジェクト、Los Chancas銅プロジェクト等が実施されている。