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- 金 ベースメタル
キルギス:露・Polyus Gold社、Jerooy金鉱床の獲得競争から離脱
2015年4月28日付け地元報道等によると、Jerooy金鉱床開発及び、Jerooyエリア地質調査目的の地下資源利用権に関する入札参加資格を有するAldanzoloto GRK社(露・Polyus Gold社の子会社)が、再入札への参加を辞退した。
再入札は4月28日ビシュケクで実施された。Vostok-Geoldobycha社(Russian Platinum社傘下)が1億 US$(ボーナス、社会的事業費を含む)を提示、Kyrgyzaltyn社もUnitiy Gold Mining社と共同で、入札期間の2ヵ月延長を条件に1億 US$を提示した。
Jerooy鉱床の地下資源利用料の当初価格は1億 US$、ライセンス有効期間は20年間(埋蔵量枯渇までの延長を伴う)である。投資家は技術設計の承認日から3ヵ月以内に金選鉱プラントと尾鉱集積場の建設を開始する。落札者はライセンス取得日から2ヵ月後に社会的事業計画一式(地域の社会経済発展計画、地域インフラ整備投資計画、住民雇用計画等)を提出する。
さらに、投資家は自己負担により国際裁判におけるキルギスの利益を守り、2010年のJerooy鉱床のライセンス取り消しに起因する金銭債務を含む全経費並びに、裁判関連費用5億4,800万 US$を補償する。Jerooy鉱床開発ライセンスは、2010年12月に取り消されるまでJerooyaltyn社が所有していた。