ぺルー：Southern Copper社、Tia Maria銅プロジェクト停止期間(60日)延長の可能性

　2015年6月3日付け地元紙によると、Southern Copper社のGonzales社長は、Tia Maria銅プロジェクト反対運動の激化によって60日間の停止中であるTia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)に関し、必要に応じて停止期間を延長する可能性を示した。

　また、1,000万 PEN(ヌエボ・ソーレス、約317万 US$)の基金を設け反対行動による影響を受けた農家への支援を行うこと、またIslay郡内のコミュニティに対するTia Mariaプロジェクトの詳細説明等の計画があることを明らかにした。

　一方、プロジェクトの状況に関して、同社はHumala大統領とは協議していないものの、首相やエネルギー鉱山大臣、農業大臣、内務大臣等との会合を行ったことを明らかにしたほか、同社は今後もTia Maria銅プロジェクトを実施する方針であり、撤退する予定はないと述べた。