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2015年6月8日
メキシコ:Zacatecas州知事と鉱業関係者が鉱業促進を継続することで合意
2015年6月2日付け業界紙等によると、Zacatecas州のMiguel Alonso Reyes知事とZacatecas州鉱業クラスター(CLUSMIN)のトップでありGrupo Bal(Peñoles社を傘下に収める企業グループ)会長でもあるJaime Lomelín Guillén氏は、同州における鉱業クラスターの活動を支持するとともに、鉱業による地域開発と雇用創出を目的とするため、鉱業促進を継続することで合意した。
同知事によると、雇用を創出する鉱業に対する投資を促進させるため、同州をメキシコにおける鉱業のリーダーとして位置づけるべく同州において今後建設工事を開始する科学・技術工業団地は、鉱業企業と研究機関が技術的連携を図ることにより競争優位性を確保することが期待できる。また、銀の工業的又は装飾的加工を促進するZacatecas銀センターを支援する必要性も確認した。
また、同会長によると、CLUSMINを通じて高品質のサービスと各種製品・資機材を鉱業企業へ提供する現地サプライヤを集結させたビジネスモデルは、着実に効果が現れ当初目的を達成するまでに成長した。また、同銀センターへの支援に関して同知事と合意したほか、同工業団地に関しては鉱業企業や鉱業に関連した研究機関を呼び込むチャンスと捉えている。