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ニュース・フラッシュ

2015年6月15日

メキシコ:2014年における鉱業企業法人税納付総額が対前年比34.8 %増

 2015年6月9日付け業界紙等によると、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)及び大蔵公債省(SHCP)は、2014年における鉱業企業による法人税の納付総額が対前年比34.8 %増の33,826百万ペソであった旨を報告した。

 SHCPの下部組織である国税庁(SAT)によると、2012年及び2013年における鉱業企業による法人税の納付総額はそれぞれ22,267百万ペソ、25,090百万ペソであったが、2014年における納付総額が大幅に増加した要因は、税制改革により2014年初頭に施行された税額控除の最高額の引き下げ、配当の10 %に相当する源泉徴収税の導入、及び、10年償却の導入が挙げられる。また、鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税の導入、並びに、鉱業コンセッション税(手数料)の増加も起因する。

 また、メキシコ鉱業関係当局の実質トップであるMario Cantú経済省鉱業調整官によると、政府は現時点において2014年における鉱業コンセッション税(手数料)のみによる納付総額を2,200百万ペソと見込んでいる。なお、2013年における納付総額は4,017百万ペソであった。

 なお、経済省によると、本年Q1における鉱業に対する外国投資は前年同期と比べ1.5百万 US$減少した。

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