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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年6月29日 シドニー 矢島太郎

豪:Sandfire社、De Grussa銅鉱山東部で捕捉した塊状硫化物の高品位分析値を発表

 2015年6月25日、WA州の銅生産会社Sandfire Resources社 (Sandfire社)は、同社のDe Grussa銅鉱山の約10キロメートル東部で実施したTLDD004A孔ボーリングにより捕捉した塊状硫化物の分析結果が16.5メートル間で銅18.9 %、金2.1 g/tと高品位であったことを発表した。ボーリングTLDD004A孔は先に実施していたTLDD002A孔のボーリング孔を利用した孔内電磁探査(Down Hole EM)により抽出された低比抵抗異常を確認するために実施していた。Sandfire社は次のボーリングTLDD005孔をTLDD004A孔の南西約80メートルの地点で実施する予定である。Sandfire社はWA州のTalisman Mining社とSpringfieldプロジェクトの名称でJV探査を実施しており、1,500万A$の探査費用を拠出することにより70 %の権益を獲得することができる。地元各紙は高品位塊状硫化物の発見によりSandfire社の株価が急上昇したが、Sandfire社の19.1 %の株式を保有していたのに2015年3月に売却したOZ Minerals社にとっては残念なことになったと報じている。

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