閉じる

ニュース・フラッシュ

2015年7月6日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Durango州、貴金属市況低迷により投資総額20億US$のプロジェクトが停滞

 2015年6月29日付け業界紙等によると、Durango州のRicardo Navarrete経済開発局長は、金及び銀市況の下落・低迷により、同州おいてカナダ系鉱業企業による5つの重要な鉱業プロジェクト(投資総額20億US$)が停滞している旨を明らかにした。

 同局長によると、これら5つの鉱業プロジェクトは中止となったわけではなく、国際貴金属市況が適切な価格帯に戻るまでの間に、生産コストを削減するために抽出工程の見直しを行っているところである。ただし、金属市況低迷の影響により操業を一時停止したことで喪失した雇用は、未だに回復に至っていない。

ページトップへ