チリ：BHP Billiton、Spence銅鉱山拡張のための環境影響評価調査を実施中

　メディア報道によると、BHP Billiton(以下、BHP)は、Spence銅鉱山(第Ⅱ州)の拡張事業における廃さい堆積場と海水淡水化プラント建設に係る環境影響評価書の作成を進めている模様。

　海水淡水化プラント建設に関しては、(1)入札を行い、落札した企業が出資、建設、運営を行う、(2)建設は請負工事契約(EPC)とし、プラントの運営にはBHPがあたる、といった2つの選択肢が検討されている。

　BHPの計画スケジュールによれば、Spence鉱山拡張プロジェクトの操業開始予定は2020年。プロジェクトへの投資額は約30億US$に達する可能性がある。