ニュース・フラッシュ
2015年8月17日
バンクーバー
山路法宏
米:Gold King鉱山の鉱廃水の流出事故でCO州が非常事態宣言
2015年8月5日に発生したCO州のGold King鉱山からの鉱廃水が近隣のAnimas川に流出した事故に関し、CO州は8月10日に非常事態を宣言した。当該事故は、同鉱山で調査を行っていた連邦環境保護庁(EPA)の職員の手違いによって3百万ガロン以上の汚染水が流出したもので、近隣のCement Creekを通じてAnimas川を汚染した。事故対応のために、EPAは210名以上の職員及びコントラクターを派遣しており、米沿岸警備隊(U.S. Coast Guard)からの14名の応援者の派遣や、20以上の連邦、州、地方の機関の支援を受けながら、環境影響の評価等を行っている。