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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
中国:湖南三立集団の新規亜鉛製錬プロジェクト、生産開始を延期へ
安泰科によれば、湖南三立集団の2015年8月末稼働予定であった亜鉛製錬プロジェクトは、亜鉛精鉱不足のため、生産開始が延期された。
現地の複数の小規模亜鉛鉱山が生産停止となっているため、三立集団は十分な亜鉛精鉱を調達できず、新規亜鉛製錬プロジェクトを8月に稼働することは難しい。同社は、現在亜鉛地金の月間生産量を2,500~3,000 t近くで推進している。同亜鉛製錬所の年間生産能力は、稼働後に現在建設済みの6万tから12万tに引き上げられる見込み。一方、同プロジェクト稼働後は、現在の設備の劣化が深刻化しているため、既存の製錬能力4万tが閉鎖される予定である。
2014年、同社の年間亜鉛地金生産量は3万t、2015年にも同様の生産目標を掲げている。2015年1~7月の亜鉛地金生産量は1.8万tであった。
