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ニュース・フラッシュ

2015年8月24日 シドニー 矢島太郎

豪:Newcrest社、2014/15年度は黒字に、WA州Telfer鉱山は売却しない方針に

 2015年8月17日、豪州の産金最大手Newcrest Mining社(Newcrest社)は2014/15年度(2014年7月1日~2015年6月30日)の財務決算が5億4,600万A$の黒字になったことを発表した。前年度は22億2,100万A$の赤字だった。本年度初めに鉱量減少のため、売却を検討していたWA州Telfer金・銅鉱山は、操業の効率化により2014/15年度は経済性が改善され、生産規模を縮小することでマインライフも2017年12月まで延長できることが判明したため売却しない方針とした。同社のSandeep Biswas CEOは「昨年度から鉱山の操業を効率化する“Edge”プログラムを実施した結果、利益率が向上し、フリーキャッシュフローが増加するなどの成果が得られた」とコメントしている。

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