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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2015年9月7日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Rosgeologia社、沿海地方の銀・鉛・亜鉛有望鉱床の探査を開始

 2015年8月25日付け地元報道等によると、Primorgeologia社(Rosgeologia社傘下)は、Artsevskaya有望エリア(沿海地方Dalnegorsk地区)における多金属(鉛・亜鉛・銀)の探査を開始した。対象エリアの面積は56 ㎢である。Rosgeologia社と極東連邦管区地下資源利用局が締結した契約期間は3年で、主目的はDalnegorsk鉛・亜鉛鉱産域における多金属鉱の資源基盤拡大であり、大規模鉱床の特定が期待される。予測資源量は鉛34万t、亜鉛70万t、銀3,300 tである。

 探査は2017年末まで実施され、2015年は、鉱体の地質調査モデルの明確化、有望鉱区(Trekhrechensky、Artsevsky、 Berezovy、Zavetny)内の鉱体のパラメータ特性の明確化が行われる予定である。

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