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豪:Rio Tinto、今後の中国の鉄鋼生産量は堅調と予測
2015年9月3日、Rio Tintoは、中国の粗鋼生産量が2030年までに年間10億tになるとの見通しを発表した。また、中国以外の新興市場の鉄鋼需要は2030年までに65 %増加するとした。これはシドニーで行われたセミナーにおける同社鉄鉱石部門トップのAndrew Harding氏の発言。地元紙は、他の多くの見通しが中国の鉄鋼生産量は現状の年間約8.3億tがピークだとしている中で、年間10億tとするのはRio Tintoだけになるであろうと報じた。
これに対してHarding氏は、Rio Tintoの見通しが他と異なるのは、今後中国が高級な鉄鋼製品の大きな輸出国になると考えているからであり、これはかつての欧米、日本及び韓国と同様であると述べたと報じている。
