ニュース・フラッシュ
2015年9月11日
サンティアゴ
山本邦仁
チリ:請負労働者の抗議行動によりCODELCOの鉱山が一時操業停止
メディア報道によると、2015年9月9日、CODELCOの5銅鉱山(Chuquicamata、Ministro Hales、Salvador、Andina、El Teniente)において請負労働者の労働組合であるCTC(銅労働者連合)によるアクセス道路の封鎖が発生した。CODELCOは、他の労働者の安全確保の必要性からChuquicamata鉱山選鉱所の操業一時停止を余儀なくされるなど、操業への影響を受けたが、10日までにすべての鉱山の道路封鎖が解除され、通常操業に復帰した。
CTCによる抗議行動は、9月4日のCODELCO、AGEMA(鉱業関係請負会社協会)およびCTCによる話合いが中断したことを受けたもの。CTCは、今回の鉱山サイトでの抗議行動を中止したものの、今後、要求に対するCODELCOおよびAGEMAからの回答が得られなかった場合、再度、抗議行動を行うとみられている。
