ニュース・フラッシュ
2015年10月2日
リマ
迫田昌敏
ボリビア:Vinto精錬所、新Ausmelt炉で不具合発生
2015年9月23日付け地元紙によると、9月20日、Ausmelt炉による錫生産が開始されて間もないVinto精錬所で、ボイラーから炉に水蒸気を供給する高圧パイプが大きな音と共に外れる事故があった。Vinto社のVillavicencioジェネラルマネージャーによると、この事故による人的被害や物的損傷は発生していない。また、パイプの修復はすぐに行われる見通しのほか、現在炉の温度は1,000℃を維持しており、修復が行われ次第生産を再開する見込みであるとコメントした。
Vinto精錬所のAusmelt炉は、今年2月の運転開始後、試運転を行い、8月に本格運転を開始したばかりだった。