ニュース・フラッシュ
2015年10月6日
シドニー
山下宜範
豪:豪州証券取引所にもGlencoreの株価下落の影響及ぶ
2015年9月28日のロンドン株式市場においてGlencoreの株価が約30 %下落したことなどの影響により、翌29日の豪州証券取引所では500億A$の株式が売られ、株価指数は過去2年間で最低となった。これは今年の最高値を付けた4月時点からは18 %の下落となる。地元紙の報道によれば、BHP Billitonの株価は前日比で6.7 %下落して過去7年間で最安値となり、Rio Tintoの株価も同じく4.6 %下落して過去2年間で最安値となった。
なお、Glencoreは、豪州において石炭、銅、亜鉛及びニッケルの生産を行う他、農産物の取引等も行っており約18,000人の従業員を抱えている。
