ニュース・フラッシュ
2015年11月4日
ジャカルタ
山本耕次
インドネシア:鉱業セクターからの税外収入目標を下方修正
2015年10月24日付地元メディアによると、インドネシア政府は、本年度の鉱業セクターからの税外収入目標の修正作業を行っている。これは、特に石炭マーケットの下落を考慮したものである。エネルギー鉱物資源省鉱物・石炭総局長Bambang Gatot Ariyono氏は修正目標の数値は最終決定の段階にあるため、公表することはできないと述べた。
当初目標数値である52.2兆ルピア(IDR)のうち、炭鉱セクターからの収入は約80 %を占め、これは石炭のロイヤルティを13.5 %に上昇させたベースで算出されていた。一方、政府は炭鉱セクターからの抗議を受け、この計画していたロイヤルティの値上げを停止している。
一方、同省石炭管理・開発局長のAhi Wibobo氏は、税外収入の額は9月の時点で、目標の43.2 %となる22.6兆IDRに達していると述べた。