ニュース・フラッシュ
2015年11月30日
ロンドン
竹下聡美
英国・豪州:Rio Tinto、鉱山会社はポートフォリオ多様化よりも集中化させるべき
2015年11月27日メディア報道によれば、Rio Tinto銅・石炭部門CEOのJean-Sebastien Jacques氏は、鉱山会社のポートフォリオの多様化は市況の厳しい状況下においてはヘッジとはならないと発言した。
同氏によれば、多様なポートフォリオを有さず、優良案件に集中して操業を行う鉱山会社の方がより良いパフォーマンスを示しており、昨今の厳しい価格下落局面に関わらず、同社の銅、鉄鉱石およびボーキサイト案件の将来性についてはエキサイトしているとして、長期的な視点で事業を実施していると付け加えた。また、同氏は価格サイクルのどの時点においても競争性を有しており、風向きに関わらず、ボトムラインを管理するのではなく、トップラインを成長させられるかが問われていると述べた。
