中国：2016年亜鉛地金生産は50万t減少予定

　現地報道によれば、中国国内10社の亜鉛業界の基幹企業関係者は上海で亜鉛業界運行情勢検討会が行われ、会議参加者は亜鉛総生産を規制に合意、2016年亜鉛地金生産50万t減産と、企業及び業界の利益を守るために効果的な措置を取ることを発表した。

　同検討会参加企業は、株州製錬集団有限責任公司、中冶葫藘島有色金属集団、深圳市中金嶺南有色金属株式有限公司、河南豫光亜鉛業有限公司、雲南馳宏亜鉛ゲルマニウム株式有限公司、漢中亜鉛業有限責任公司、白銀有色集団株式有限公司、陝西東嶺集団、広西南方有色金属有限公司と赤峰中色亜鉛業有限公司の10社である。

　会議に参加した関係者は、亜鉛企業連合作業グループの設立を認可し、リーダーシップの役割を果たし、情報共有と連携性を強化し、常態作業メカニズムを築く。

　国家統計局のデータによると、2014年中国亜鉛地金生産量は582.69万tで、対前年比6.89 ％増加した。以上の減産規模は国内亜鉛地金生産の10 ％近くを占める。