ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
ロシア:Udokan銅鉱床の開発開始、延期へ
2015年11月20日付け地元報道等によると、ロシア天然資源環境省ドンスコイ大臣は、Udokan銅鉱床開発開始の延期を承認した。当初、コンビナート第一期(鉱石処理1,200万t)の操業開始は2014年、フル操業化は2016年を予定していた。
Udokan鉱床開発の現計画では、年間3,600万tの鉱石を処理し、銅カソード47万4,000 t、銀(副産物)277 tを生産するコンビナートの建設が予定されている。同鉱床のライセンスは2008年にMikhailovsky GOK(Metalloinvest社子会社)が取得し、その後Baikal Mining Company(BMC)がプロジェクトのオペレータとなった。2015年10月、ロシア開発対外経済銀行(VEB)がBMCに資本参加し、プロジェクト文書作成に130億ルーブルを供与することが明らかになった。


