ニュース・フラッシュ
2015年12月7日
メキシコ
縄田俊之
メキシコ:官民による鉱業関係者が鉱山事故撲滅に向けた強化措置を発表
2015年11月27日付け業界紙等によると、労働社会保障省(STPS)、鉱業界及び鉱業労働組合は、鉱業活動における安全に対するコミットメントを更新するとともに、鉱山事故ゼロの目標を達成するための強化措置を発表した。
STPSによると、同強化措置は2016年における鉱業分野の新たなプログラムであり、連邦政府としても安全対策を念頭に置きつつ、鉱業労働者の生活条件や適切な賃金の確保にも繋がるものとしている。
一方、メキシコ鉱山冶金労働組合によると、これまでも鉱業活動における安全に対するコミットメントのお陰で致命的な事故は確実に減少してきたが、組合としても事故ゼロを達成するまでは現状に満足すること無く、更なる活動を進める。