ニュース・フラッシュ
2015年12月14日
メキシコ
縄田俊之
メキシコ:Minera Frisco社、債務状況と金属市況の影響により格付けを下げる
2015年12月9日付け業界紙等によると、格付機関であるMoody’s社は、Minera Frisco社の債務状況と昨今の金属市況下落・低迷を踏まえ、同社の格付けをB1からB2へ下げた。
Moody’s社によると、Minera Frisco社が保有する鉱山の中でも最も重要なEl Coronel金・銀鉱山及びConcheño金・銀鉱山における生産量減少により、基礎的な収益力が低下している。なお、今後の期待できる点としては、Tayahua鉱山の拡張による生産量の大幅増加や、同社が保有する他の鉱山における多様化の推進が考えられる。
