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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
メキシコ:金属市況下落・低迷にもかかわらず、メキシコで鉛・亜鉛生産量上位企業は生産量を伸ばす
2015年12月10日付け業界紙等によると、昨今の金属市況下落・低迷にもかかわらず、メキシコにて鉛・亜鉛生産量上位4社は、本年Q3における生産量を伸ばしている。
メキシコにて亜鉛生産量上位4社による本年Q3における亜鉛生産量は、前年同期の131,392 tから15.3 %増加し151,551 tであった。また、鉛生産量上位4社による本年Q3における鉛生産量は、前年同期の45,879 tから9.23 %増加し50,113 tであった。
亜鉛生産量上位4社の本年Q3における実績は、以下のとおり。
◯Peñoles社
Naica鉱山が操業休止に見舞われたものの、Bismark鉱山、Fresnillo鉱山及びSaucito鉱山の増産により、前年同期の66,609 tから67,116 tへと増加。
◯加Goldcorp社(本社:バンクーバー)
Peñasquito鉱山における品位向上により、前年同期の36,741 tから50,576 tへと増加。
◯Minera Frisco社
Asientos鉱山の減産はあったものの、Tayahua鉱山及びSan Francisco del Oro鉱山の増産により、前年同期の14,724 tから17,562 tへと増加。
◯Southern Copper社
Charcas鉱山の増産により、前年同期の13,318 tから16,297 tへと増加。
また、鉛生産量上位4社の本年Q3における実績は、以下のとおり。
◯加Goldcorp社(本社:バンクーバー)
Peñasquito鉱山における品位向上により、前年同期の16,783 tから22,317 tへと増加。
◯Peñoles社
Ciénega鉱山、Tizapa鉱山、Bismark鉱山、Fresnillo鉱山及びSaucito鉱山が増産したものの、Naica鉱山が操業休止により、前年同期の19,921 tから18,622 tへと減少。
◯Minera Frisco社
Asientos鉱山の減産はあったものの、Tayahua鉱山及びSan Francisco del Oro鉱山の増産により、前年同期の4,773 tから5,208 tへと増加。
◯加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー)
La Parrila鉱山の増産はあったものの、Del Toro鉱山の減産により、前年同期の4,402 tから3,966 tへと減少。


