ニュース・フラッシュ
2015年12月14日
ジャカルタ
山本耕次
インドネシア:鉱業セクターからの国庫歳入目標は未達
2015年12月5日付地元メディアによると、鉱業セクターからの国庫歳入、すなわち税外収入は2015年11月時点で27兆IDR(ルピア)となり、年間目標の52.2兆IDRの51.7 %となっている。
エネルギー鉱物資源省鉱物・石炭管理プログラム局長のSri Raharjo氏は、メディアの取材に対し、減収の原因について石炭価格の下落と石炭ロイヤルティ率増加の実施遅延によるものと述べた。
インドネシア政府は当初、石炭IUPホルダーに対してロイヤルティ率の増加を計画していたが、石炭価格の下落に苦しむ鉱業権者からの強い抗議により一旦中止された経緯がある。
Sri局長はまた、鉱業セクターからの追加税外収入は30兆IDRに達する見込みであると述べた。


