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ニュース・フラッシュ

2015年12月18日 リマ 迫田昌敏

ペルー:政府、違法鉱業キャンプ地の破壊・取締を実施

 2015年12月16日付け地元紙によると、Puno州San Antonio郡Ananea区に位置する海抜5,000メートルの違法鉱業エリアでは、12月11日未明から16時間以上にわたって検察官や治安部隊による違法鉱業取締作戦が展開され、キャンプ地20か所と共に、燃油1,190ガロン、23,000メートルのホース、モーター38台等が破壊された。

 さらに当局は12月15日、Madre de Dios州の違法鉱業エリアLa Pampaにおいて、キャンプ地86ヶ所及び燃油255ガロン、モーター25台、ホッパー30台、ボート37艘その他を破壊した。また、同州のSetapoエリアにおいても、モーター14台、水のくみ上げポンプ14台等を破壊した。

 Madre de Dios州では、違法鉱業の取締が度々行われているものの、活動は収まっておらず、既に6万ヘクタールの熱帯雨林が失われた。

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