ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
カザフスタン:KAZ Minerals社、Bozshakol銅採鉱選鉱コンビナートを2016年1月操業開始へ
2015年12月14日付け地元報道等によると、KAZ Minerals社のBozshakol銅鉱床採鉱選鉱コンビナート建設完了の目途がたった。同コンビナートでは、現在一次破砕機及びコンベアへの硫化鉱投入を含む試運転・調整作業が開始されており、世界最大のボールミルと世界第二の規模のSAGミルのテストが行われている。銅精鉱の生産開始は2016年1月を予定している。
KAZ Minerals社のオレグ・ノヴァチュークCEOは、「当社は、生産性の高い世界クラスの最新式採鉱選鉱コンビナートを最短期間で建設した。このコンビナートだけで年間3,000万tの鉱石が採掘・処理され、ジェズカズガン地域全体の現在の生産量を上回る。従業員数はわずか1,500人、つまり生産性はカザフスタンの既存の銅採掘企業の約15倍となる。現在、選鉱プラントの個々の部品のテストがフルスピードで行われており、銅精鉱の初生産は2016年1月を見込んでいる。Bozshakol鉱床開発は40年以上を予定している。業界の主力としてカザフスタンの銅産業の将来を今後数十年間保証するものである」と述べている。