ボリビア：San Bartolomé鉱山、2016年の銀生産量はほぼ目標どおり

2017年1月5日、Coeur Mining社（本社米国シカゴ）は、2016年第4四半期および2016年通期の決算報告を発表し、その報告のなかで、ボリビアのSan Bartolomé鉱山（Potosí県）について、2016年の粗鉱処理量1,666,787t（前年1,713,079t）、平均粗鉱銀品位約115g/t（前年約117g/t）、平均銀回収率88.8％（前年84.6％）、銀生産量5,469千oz（約170t、前年5,436千oz）、2016年第4四半期の粗鉱処理量368,131t（前年同期475,695t）、平均粗鉱銀品位約123g/t（前年同期約119g/t）、平均銀回収率86.3％（前年同期84.9％）、銀生産量1,259千oz（約39t、前年同期1,550千oz）であったことを明らかにした。

2016年第4四半期の粗鉱処理量の急減は、ボリビア高地における干ばつの影響を受けたもの。2016年の銀生産量は、同社の目標であった5.5～5.8百万oz（約171～180t）の下限をほぼ達成した。同社は、同鉱山の2017年の銀生産目標を、5.4～5.9百万oz（約168～183t）に置いている。