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ニュース・フラッシュ

2016年1月18日 北京 森永正裕

中国:2015年1~11月のレアアース酸化物輸出は前年同期比28.4 %増

 安泰科によれば、中国税関の統計データにおいて、2015年1~11月の中国のレアアース酸化物輸出量は合計1.9万t近く、前年同期の1.48万tと比べ28.4 %増加した。そのうち2015年11月のレアアース酸化物輸出量は1,820 t、前月比12.5 %増、同月の輸出額は前月比56.4 %増の2,162.6万 US$であった。

 中国は主に酸化ランタン、酸化セリウム、酸化エルビウム、酸化ガドリニウム、酸化サマリウム、酸化プラセオジム、酸化イッテルビウム、酸化スカンジウム及び他の希土類酸化物を輸出している。

 2015年1~11月米国への輸出量は7,120 t、輸出総量の37.5 %を占めている。日本への輸出量は4,585 t、輸出総量の24.2 %を占めている。ヨーロッパへの輸出量は4,163 t、輸出総量の22 %を占めている。そのうちイタリアへの輸出量は1,777 t、オランダへの輸出量は、1,554 tであった。ベトナムへの輸出量は748.4 t、輸出総量の3.9 %を占めている。韓国への輸出量は1,292 t、輸出総量の6.8 %を占めている。

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