ニュース・フラッシュ
2016年1月25日
シドニー
矢島太郎
豪:Independence Group社、2016年探鉱費と従業員を削減
2016年1月21日、WA州のIndependence Group社(Independence社)は、ベースメタル価格の低迷により、2016年の探鉱費と従業員の削減について発表した。
同社は当初、合計5,100万A$の探鉱費(内訳:鉱山周辺探鉱4,000万A$、初期探鉱1,100万A$)を2016年に支出することを目標として掲げていたが、探鉱費の支出目標額を2,000万A$削減する。WA州Tropicana金鉱山(AngloGold Ashanti社70 %、Independence社30 %)と同州Novaニッケル・銅・コバルト鉱山(Independence社100 %)周辺の探鉱を最優先で実施する方針であるが、ニッケル価格の低迷により、同州Longニッケル鉱山(Independence社100 %)における探鉱を凍結し、同鉱山の従業員約30名を削減する。
さらに、同州Jaguar亜鉛・銅・銀鉱山(Independence社100 %)の周辺を対象とした探鉱も規模を縮小し、パースの探鉱チームの従業員9名を削減する。初期探鉱は3つのエリアに限定して実施する。