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- 金 ベースメタル
ペルー:Yanacocha鉱山、2016年の金生産量は前年比29 %減の見通し
2016年1月27日付け地元紙によると、Buenaventura社(本社:リマ)は、2016年におけるYanacocha鉱山(Cajamarca州)の金の生産量は600,000~650,000 oz(約18.7~20.2 t)で、2015年比で約29 %減少する見通しを示した。
Buenaventura社はYanacocha鉱山の権益43.65 %を保有している。なお、2015年の当初の生産量見通し940,000 oz(約29.2 t)に対し、実際の生産量は917,690 oz(約28.5 t)となった。2016年の減産に関して、同社は具体的な見解を示していないが、証券取引会社Kallpa Security社は、51.35 %の権益を持つオペレーターNewmont Mining社(本社:米国)が同鉱山のマインライフを延長するため、生産量を抑える方針であるとの見解を示した。
Kallpa社によると、2014年現在の同鉱山の埋蔵量をベースにした場合、年間900,000 ozの生産を継続すると、2018年で資源が枯渇するが、年間650,000 ozの生産レベルであれば2021年までの操業が可能となる。一方、Bunaventura社のその他の鉱山(Orcopampa鉱山、La Zanja鉱山、Uchucchacua鉱山、Mallay鉱山、Julcani鉱山)では、いずれも金や銀の増産が見込まれている。