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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年2月2日 シドニー 矢島太郎

豪:Sandfire社、2015年10-12月期の銅金の生産量が増加、Monty鉱床の探査も順調

 2016年1月28日、WA州の銅生産会社Sandfire Resources社は、同社のWA州DeGrussa銅鉱山(火山性塊状硫化物(VMS)鉱床)の銅鉱石が高品位(平均銅品位4.8 %)となったため、2015年10-12月期の銅生産量が17,642 tとなり、同年前期の16,638 tを上回ったことを2015年四半期(10-12月)報告で発表した。金生産量も2015年10-12月期は0.30 tとなり、同年前期の0.25 tを上回った。

 2015年6月にDeGrussa銅鉱山の東方約10キロメートルでボーリングにより発見されたMonty VMS鉱床の探査は順調に進んでおり、以下のボーリング結果が報告されている。

 TLDD0026孔;深度339.4メートルから区間長21.6メートルで34.4 % Cu、0.4 g/t Au。

 TLDD0061 孔;深度299.0メートルから区間長25.8メートルで24.1 % Cu、0.5 g/t Au、高品位部区間長14.9メートルで36.7 % Cu、0.4 g/t Au。

 TLDD0036孔;深度292.3メートルから区間長9.6メートルで14.1 % Cu、1.5 g/t Au。

 同社はWA州のTalisman Mining社とSpringfield projectの名称でJV探査を実施しており、1,500万A$の探査費用を拠出することにより70 %の権益を獲得することができる。

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