ニュース・フラッシュ
2016年2月8日
モスクワ
木原栄治
キルギス:Stans Energy社、キルギス政府に対する新たな訴訟へ
2016年2月3日付け地元報道等によると、カナダStans Energy社は、キルギス政府によるKutesay-2及びKalesayレアアース鉱床開発ライセンス取り消しにより損害を被ったとして、2016年1月29日、国際連合国際商取引法委員会(UNCITRAL)の仲裁グループに提訴した。
提示された損害額は両鉱床への投資損失分1億2,830万US$と逸失利益9,100万US$である。
キルギス政府の異議提出期限は2016年2月16日であり、これに対するStans Energy社の回答期限は2月26日となっている。仲裁廷は3月14日までに訴訟の今後について決定する。なお、両鉱床は2016年1月末に入札にかけられた。


